産業医の求人・募集はどこで探す?現役産業医が仕事の探し方をまとめました
こんにちは。産業医の角田拓実です。
今回は「産業医の仕事は実際どのように得ていますか?」というよくいただく質問に関してまとめて解説を行っていきます。
産業医の求人・募集は、一般の医師の求人とは出回り方が違います。企業は産業医探しの多くを紹介会社や健診機関に頼んでいて、医師向けの求人サイトに公開される募集は多くありません。どこから仕事が回ってくるのかを知っておくことが、探し方の第一歩です。
産業医になりたい先生や資格を有効活用できていない先生もいらっしゃると考えます。
普通の医師求人・アルバイトとは少し異なる部分もあるため、ぜひ本記事をチェックして求人応募にチャレンジしてみてください。
角田拓実産業医の仕事の探し方に関していくつかパターンを知っておきましょう。最初の1社目を超えた後で慣れてきた際の参考にもなるでしょう。


紹介会社経由で仕事を探す


産業医紹介会社を活用して産業医案件を得ていくことは現在非常にメジャーな案件獲得手法と言えます。
ここでは産業医紹介会社で仕事を得ていくことに関して説明を行っていきます。


紹介会社で探すメリット・デメリット


産業医紹介会社は文字通り産業医を紹介し企業との仲介役になる事業会社です。登録しておくと、担当エージェントやメール・サイトの求人から産業医案件の情報が届きます。
- メリット:面談の調整や契約に関することは紹介会社が代行してくれる。トラブルになりそうなときに間に入ってくれることもある
- メリット:フォーマットやシステムが充実していて、産業医を始めたばかりでも業務の質を保ちやすい
- デメリット:業務が均一化されていて、時間の制約から「そこまでしなくてよい」となることがある
- デメリット:企業と産業医が自由にやり取りすることに制約を設けているケースもある
紹介会社とはどんな会社か、メリット・デメリットの詳しい中身は、こちらにまとめています。


紹介会社に登録してから1社目の訪問まで、私は約4か月かかりました。その経緯は体験談にまとめています。


企業に紹介されると、まず書類(プロフィール)で選ばれます。書き方はこちらです。


書類のあとの採用面談で何を見られるかは、こちらにまとめています。


登録したあとの流れは、こちらで解説しています。





徐々に実力がついてくると「もっとチャレンジしたい」と考える先生は一定数増えてきます。もちろんチャレンジを応援してくれる紹介会社も多いですよ。
嘱託(非常勤)の求人を見るときに確かめたい条件は、こちらにまとめています。


専属(常勤)の仕事を探すときの進め方は、専属(常勤)産業医の求人の探し方にまとめています。
大学や病院に紹介してもらう


産業医の仕事を探す際に大学や病院から紹介をしてもらうことも大きな方法の一つです。地域の医師会と繋がりがあればコネクションをうまく活用することも大切です。
教授や担当者に対して産業医の業務も経験してみたいと伝えておくことも大切です。
実際は産業医の仕事はある程度ベテランが受けることが多いですが、相談をしておくことでうまく繋がるケースもあるようです。産業医はやりたくないと考えている先生も少なくないようでうまくチャンスをつかめれば産業医としての仕事を得ることができるかもしれません。
結局は相談しなければ始まらないことも多いですので、まずは産業医としての経験を積みたいと説明は行っておきましょう。
産業医としての個人活動を進める上では一定の行動量は大切ですので、「考えていることを伝える」というハードルを越えてみましょう。



医局や病院の案件は上級医が受けることが多いですが、ぜひアピールをしっかりしていただき案件を手に入れていただければ幸いです。


コネクションを活用し知り合いから紹介してもらう


産業医の仕事を知り合いから紹介をしても得る場合はぜひ産業医の仕事を受けてみましょう。
企業のオーナーや担当者もどこで産業医を頼んでいいかわからないと困っているケースもあります。そういった中で産業医の資格を持っているあなたに産業医の依頼が来ることがあります。
知り合い経由での契約は企業との直接の契約のため報酬金額も上がることが多いです。ただしこちらも実務と同様に契約書の準備や請求書の作成など産業医業務外の仕事も発生するため留意は必要です。
また、社長の友達は社長という言葉があるように、仕事で成果を上げていけばさらなる紹介を受けることも多いです。



企業のネットワークに乗ることができれば産業医としての仕事に困ることは無くなってきます。チャンスがあればぜひチャレンジしてみましょう。



自分自身で決めなければならないことが多いことは、私のような経験が少ない産業医にとってはハードルはやや高い印象です。


直接契約で必要になる契約書や、報酬の税金の扱いは、こちらにまとめています。


営業活動をしてみるのもアリ


産業医の活動を行う中で産業医として営業活動をすることも大切です。
飛び込み営業などをせよということではありませんが、自分自身を売り込んでいく姿勢は産業医にとって大切です。
例えば、異業種交流会や様々な懇親会などに言った際に「産業医」と書かれた自分自身の名刺をお渡ししていくだけでもどこかのタイミングで仕事に繋がっていく可能性があります。
仕事が充実してきたらHPを作ってみたりすることで産業医としての自分を知ってもらうことができるでしょう。
臨床の現場での患者さんとは異なり業務が向こうからくることは、売れっ子産業医でなければあまり多くはありません。ぜひPRをしていく姿勢を持っていきましょう。



私の知っている先生の中には飛び込み営業やテレアポをしていた先生もいらっしゃいませいた。結果として多くの優良案件を担当していました。
どの探し方でも、企業はアルバイト感覚で来る医師ではないかを見ています。心構えはこちらにまとめています。


最初の1社目が決まりにくい理由と越え方は、こちらにまとめています。
経験がない状態でも応募できる求人の見つけ方は、こちらにまとめています。


登録先を先に見ておきたい方は、以下の3社から始められます(広告)。どこも登録は無料で、産業医の求人も扱っています。求人は会社ごとに違うので、2〜3社に登録しておくと案件を比べやすくなります。希望の働き方は事実どおりに選んでください。
紹介会社を複数使うときの連絡の実際と断り方は、こちらにまとめています。


単発の面接指導から始める方法は、こちらで依頼の来方と準備をまとめています。


まとめ
今回は産業医の仕事を探していくという観点に関してまとめてみました。
最近では紹介会社経由の仕事が増えてきています。特に1社目~数社目は紹介会社を活用することが非常に大きなメリットがあります。
経験を積み少しずつステップアップした際は色々な方法を試してみるとよいでしょう。
とはいえ、まずは紹介会社に登録しておくことで情報収集を進めていくことがスタンダードと考えます。
独立系産業医としてオススメの産業医紹介会社もまとめています。ぜひこちらもチェックしてみてください。





